この記事では、妊婦さんの暑さ対策・火照り対策について、実際の体験をもとに効果的だった方法を紹介しています。
私の場合は妊娠後期に猛暑日が続き、お腹が大きくなっていた産休直前の通勤は本当に大変でした。
- 妊婦はなぜ暑がりになる?
- お腹を冷やさずに火照り対策!
- 妊娠中の暑さ対策に便利なアイテムは?
妊娠中は冷えに気をつけなければならないと言われますが、気温が高くなる季節は熱中症や脱水症状にも要注意です。
お腹を冷やすことなく、暑さや火照りに対応する方法を紹介しましょう。
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妊婦の暑さ(火照り)対策
妊娠初期は、黄体ホルモンの分泌量が増えることで基礎体温が上がるため、妊娠前よりも暑がりになったり、体のほてりを感じやすくなったりします。
つわりの症状が重い妊婦さんは、脱水症状や夏バテに気をつけなければいけません。
お腹が大きくなる妊娠中期・妊娠後期は、胃や肺が子宮に押し上げられ、心臓まで圧迫されます。そのため、息苦しさを感じたり、気持ちが悪くなったりすることも…。
夏日はその症状が重くなりやすいので、外出時は気をつけたいところですね。
夏日に妊婦さんの体表面の温度をサーモグラフィーで検証すると、上半身の温度が明らかに上昇しており、筋肉量の多い男性よりも高かったという実験結果がありました。
しかし一方で、股関節周辺や太もも・足首周辺の体温は上昇しておらず、外気温の影響をほぼ受けなかったということです。
(たまごクラブ2018年8月号p.34-51より)
つまり、暑さ対策は大切ですが、子宮を含むお腹や下半身は、冷やし過ぎないように気をつけなければならないということですね。
妊婦は冷やしてはいけないのか?
妊娠中の女性にとって、「冷えは大敵」という認識は古くから存在しています。
- 妊婦はからだを冷やしてはいけないのか?
- 妊婦はクーラーを使用すべきではないのか?
- 妊婦はお腹を温めなくてはいけないのか?
何かと繊細になる妊娠中は、こういった疑問に悩む方も多いでしょう。確かに冷やし過ぎてしまうのは良くありませんが、夏バテ・脱水症状・熱中症を引き起こしてしまっては、それこそ大問題です。
お腹はしっかり守りつつ、全身の体調を整える工夫が必要ですね。
効果的だった暑さ対策と体験談
猛暑日が続いた7月〜8月の通勤時、私が実際に行っていた暑さ対策を具体的に紹介しましょう。
日傘
WBGT(暑さ指数)の低減効果が高いことから、環境省も日傘の活用を推奨しています。
環境省より
- 日傘をさした場合、WBGT測定値が約3℃下がり、熱中症警戒レベルが1段階下がった。
- 日傘を使用して15分間の歩行を2回行った場合、帽子のみをかぶった場合に比べて汗の量が約17%減った。
日傘の効果は明らかですね。妊娠中はメラニンの影響でシミやソバカスもできやすくなるので、UVカット仕様で折り畳める日傘を携帯しておくといいでしょう。
首もとひんやり氷結ベルト
首もとを冷やせるアイスノンのベルトタイプです。冷凍庫で凍らせたゲルを専用カバーに入れて使用します。氷結ゲルは4包構造になっていて、首にフィットしやすくなっています。
通勤などで炎天下を歩かなければならないときや、駅のホームで電車を待っているときなど、大変活躍してくれた心強いアイテムです。
手軽に持ち運ぶことができる軽量コンパクトタイプ。マジックテープで止められるのでアイスノンを手で支える必要もなく、首回りを広範囲に冷やせるのでとても使いやすいです。
クールコアタオル
①濡らす→②絞る→③振るの簡単3ステップで、いつでも冷たさを感じることができる新発想の瞬間冷感タオルです。
水道水などを含ませてから絞り、パンっと振るだけで何度でも使用できます。UVカット98%、洗濯機で洗ってもその効果が落ちることはありません。
タオルに含ませる水分は、水でもお湯でも汗でも冷感効果を発揮します。産後も長く使えますし、一枚持っておいて損はないでしょう。
扇子・携帯扇風機
学生の間で人気のアイテム、携帯扇風機(ハンディファン)もおすすめです。最近は商品の数も増え、低価格でも購入できるようになりましたね。
私は持っていませんが、扇風機付きの日傘もあるようです(!)
通気性に優れた服
通気性の良い素材や、UVカット・涼感素材で暑さ対策が施された洋服やアイテムを選びましょう。
身体を締めつけない、ゆったりとしたデザインのものがおすすめです。お腹が大きくなっている妊婦さんには、マタニティウエアやワンピースがいいでしょう。

最近のマタニティウエアは、産前産後兼用のものが増えてきました。私が愛用しているスウィートマミーは、お洒落なデザインが豊富なだけでなく、ウエスト周りを調整できたり、授乳口が付いていたりと、機能面でも様々な工夫が施されています。
産後も長く着用できるのは嬉しいですね。
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アイスノン シャツミスト
衣類にスプレーするだけで爽やかな冷涼感を得られるシャツミストです。 汗の匂いを消臭・除菌する効果もあります。
外出前にスプレーしておくと、汗をかくたびに強い冷感を得られるので、とても気持ちが良いですよ。ただし、つわりに悩む方は香り選びに気をつけてくださいね。
満員電車の回避
通勤ラッシュは妊婦さんにとって大きな問題の一つだと思います。
早めに家を出る必要はありましたが、各停の方が明らかに混雑しておらず、途中で体調が悪化しても次の駅ですぐに降車できるという安心感がありました。
出勤時間を調整できそうであれば、職場に相談してみましょう。
マスクスプレー
夏は、電車の中が汗の匂いで充満してしまうこともありますよね。そこで、匂いに敏感な妊婦さんにおすすめなのが、マスク専用のアロマスプレーです。
生活の木マスクスプレーは、マスクに吹きかけるだけでいつでもアロマの香りを楽しむことができます。嫌な匂いをカットするだけでなく、除菌効果もあるので、妊婦さんにとってはWで嬉しいアイテムですね。
コンビニで休憩
日傘やアイスノンを活用しても、炎天下で歩いているだけで体力は消耗します。息苦しくなってしまったら、途中で冷房の効いたコンビニに寄るなどして、症状を落ち着かせましょう。
私は通勤途中にたくさんのコンビニがあったので、辛いときは何度も立ち寄って体を涼めていました。
エアコンの調整
職場に到着、もしくは帰宅したら、エアコンや扇風機を活用して快適な空間で体を休めましょう。
妊婦さんは「冷え」に気をつけなければなりませんが、まずは体調を整えることが先決です。腹帯や靴下でお腹や足を守りつつ、ほてった体を涼めてあげましょう。
環境省が推奨している冷房時の室温は、28℃です。
エアコンの設定温度ではなく、室温というところに注意してください。エアコンの自動運転モードや除湿機能を活用して、適温を保てるように工夫しましょう。
また、脱水にならないよう水分補給も忘れてはいけません。つわりや後期つわりが悪化しないよう、少量ずつこまめに摂取しましょう。
妊娠中の紫外線対策
妊娠中は、メラニン色素の増加により色素沈着が起こりやすくなっています。シミやくすみを予防するためにも、保湿や紫外線対策はしっかり行いましょう。
妊娠中のゆらぎ肌におすすめの基礎化粧品については、比較記事も書いています。各メーカーのおトクなトライアルセットに関してもまとめたので、是非参考にしてください。

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多くの先輩ママたちが「夏はつらかった」と口を揃えるほど、妊婦さんにとっては難しい季節になりますね。
しっかり対策を練って、赤ちゃんに会える日を楽しみに乗り切りましょう。
